繊細息子と繊細母の中学受験〜3年間の記録〜

繊細気質な息子と、同じく繊細気質な母の中学受験記録です。

テストの結果に一喜一憂しまくる

小4の9月から通塾するものの、泣かず飛ばす、箸にも棒にも引っかからないような日々を過ごしていました。

 

けれど、基本問題の反復をすることで、日々のチェックテストでは良い点数が取れるようになってきました。

本人も母もウキウキです。

やっぱり成果が出ると、俄然やる気が湧いてきます。

息子の(と母の)努力が報われると嬉しい!

もう、次の組み分けテストでは上のクラスにいけそうだね!

今日授業で手上げて、僕だけ答えられたよ!

先生にも次は上のクラスにいけるんじゃないって言われた、と授業の後に楽しげな会話が続いていました。

 

、、で月末の組み分けテストになると、チーーーンと撃沈するのです。

この組み分けテストに向けて、親子で勉強スケジュールを決めて、チェックテストの見直しから授業の復習から、手を尽くしてのチーンなので、本当に心がすり減っていました。

 

息子もショックを隠しきれないでいました。

 

定期的に行われるチェックテストより、組み分けテストの方が難易度が高いのは当たり前。

それでも、日々の勉強が点数に結びついてこないもどかしさ。

ああ、また次の1ヶ月、組み分けテストに向けて頑張るのか、と気持ちを奮い立たせなければなりませんでした。

 

頑張っても点数が取れない事に、何度もやったところを間違えてしまう事に、問題文をきちんと読んでこない事に、私も苛立ちを覚えてしまいました。

 

けれど、ある時息子の算数の解答用紙ではなく問題用紙を見てみたところ、問題用紙の隅々まで筆圧の濃い息子の計算で埋め尽くされていました。

点数が取れていないところもあと一歩のところまでできていました。

 

これを見た時、試験会場で一生懸命問題を解こうとしている息子の姿が浮かび、何だか涙が出てきました。

頑張ってるんだなぁとしみじみ思いました。

 

できないところよりできたところを誉めようと思い、答案用紙にできるようになったところ、惜しかったところを赤ペンでデカデカと書いて花丸をつけました。

 

点数には結びついていないけど、確実に成長していると感じました。